三地編集室の
3つの取り組み
旅、2拠点、移住。3つの滞在施設
三地編集室では、それぞれの方に合った心地よい木曽平沢との関わりを選んでもらえるよう、旅人向けの短期滞在宿「日々別荘」、関係人口や2拠点生活者向けのシェアハウス「青い屋根の家」、移住希望者向けのお試し中期滞在施設「宮下の家」を営んでいます。
風の人と土の人が交わる、
喫茶室・私設案内所「采」と「日々編集室」
美しい街並みが残る木曽平沢は、表通りを歩くのもいいけれど、本当は小さな路地や、お店の奥や裏庭、ここに暮らす人々の暮らしの中にこそ素朴な生活美が息づいています。そんな奥深い平沢の魅力に出会ってもらう街の縁側的な場として、日々別荘の中に小さな喫茶室と私設案内所「采(sai)」を開いています。さらに采のすぐ隣部屋は、私たちも作業している「日々編集室」になっていて、近隣の地域プレイヤーや風の人が出会い、混じり合う場として開放しています。
関係性を編みなおすための
「場」と「メディア」の企画編集
木曽平沢という産地と風の人が出会うために、リアルな場の運営のみならず、1日限りのイベントや、インターンプログラム、ワークショップといった場、三地編集室のWEBや外部メディアなどとの企画編集にも取り組みます。
メンバー紹介
近藤沙紀 Saki Kondo
共同代表
奈良県出身。住宅の設計施工を手掛ける建築会社で勤務する中で、自然や住まいなどの住環境が生活者の心や暮らしそのもの、そこから先の人生にも大きな影響を及ぼすことを知り、関心が深まっていく。
2020年に長野県塩尻市に移住、住まいと暮らしの分野を軸に活動し、塩尻市の移住定住・空き家分野では地区計画の立案にも携わっている。
三地編集室では地域の内側に軸足を置き、対話・編集・実際の拠点運営を担当。
“心地よく生きるとは”ということを追求しながら、生活を楽しむ人を身の回りからじわじわ増やしていきたい。
- 生活研究者
- 空き家再生
- 地域案内人
- 塩尻市公認ガイド
北埜航太 Kota Kitano
共同代表/編集者
東京都出身。学習院大学で文化広報外交の研究や、アジア人留学生の受け入れボランティアを通じて、日本文化に関心を持つ。卒業後、PR代理店、新聞社系WEBメディアの広告企画をへて、長野県辰野町に移住。取材、執筆、コーディネートを通じて地域の「関わりしろ」を見える化し、外部人材を地域づくりに巻き込む多数のプログラムを企画運営。
三地編集室では、木曽平沢に息づく曖昧で言葉にしづらい価値を翻訳、言語化していくコンテンツ制作や関係人口を増やす広報企画などを担当。
多様な外来文化を和合させて独自の日本文化に昇華させてきた、日本的感性や創造性とは何かを、平沢をフィールドにみんなで探求したい。
- 関係人口
- 共創コーディネーター
- 間︎(あわい)の探求
竹村友雅 Yuga Takemura
編集者/研究員
長野市出身。大学では建築・デザイン・都市社会学などを学び、ゼミで『Tokyo Scope』を執筆、出版。2024年から星のや東京に勤務。学生時代からものと人の関係について常に考えている。文章を書くことと本を読むことが好きで、積読が常に100を超えている。
三地編集室ではその構想段階に深く関わる。今は都内で1人暮らしをしているが、東京と木曽平沢を行き来しながらものと人の関係を研究し、その知見を生かして活動している。
- 社会学
- 都市
- 建築
- 工芸
- ガラス好き
- 器好き
佐伯葉奈 Hana Saeki
企画員/研究員
東京出身。2021年に立教大学へ入学。大学1年生の時日本最大級の学生工芸メディア「とらくら」の代表を引き継ぐ。職人への取材を通して工芸をより実践的に学び、Z世代そして社会に、工芸の魅力を発信している。
三地編集室ではとらくら史上初の試みである、木曽漆器の技術継承インターンシップ「とらくらスクール」を企画。工芸の作り手と使い手を増やしながら、木曽の風土を、物語を、未来へ紡いでいく。
- 工芸
- 妖怪
- 陰翳礼讃
- 観察者
- 実践者
内田大晴 Taisei Uchida
編集者/探求者
北海道出身。2023年に長野県立大学へ入学。現在は長野県立大学ソーシャル・イノベーション創出センターで学生コーディネーターとして地域と学生を繋ぐ仕事をしている。 三地編集室では、主に編集と豊かさの探求をおこなっている。人と自然が織りなす豊かな風土の探究と発信をしていきたい。
- インタビューアー
- 観察者
- 探求者
木曽平沢のこと
今も残る美しい「重伝建」と「漆工」の町
2006年に「国選定 重要伝統的建造物群 保存地区(重伝建)」に選ばれた木曽平沢。町を歩くと、伝統的な木造建築が建ち並ぶ、美しい街並みを目にすることができます。
しかし、それらは時が止まったかのような遺物ではなく、今も暮らしや生業が営まれる生きた街並みです。その家々の多くは、住居であるとともに、漆藝職人がものづくりを営む工房としても使われていて、「重伝建」かつ「漆工の町」は全国でもここ木曽平沢だけ。
通りに面した「ミセ」には、漆器などを販売する店舗が来訪者を出迎えます。その裏には居住スペースがあり、美しく整えられた中庭を経て、奥側に創作活動を行う工房があることが多いです。
お店の方と親しくなると、奥のお庭や工房に案内してもらえることもあります。
花を生けたり、美しく整えられた日本式のお庭があったり、季節ごとの習わしを今も大切にしていたり。日本的な暮らしとものづくりが一体となっている木曽平沢の町を歩くと、素朴な生活美を感じられます。
小さな喫茶室と私設案内所
采︎(sai)
日々別荘の中にあり、旅人がふらっと立ち寄ったり、地元の方がおしゃべりにいらっしゃる、街の縁側的な拠り処。喫茶室では京都から移り住んだユウさんが出してくれる、美味しいコーヒーや身体に優しい薬草茶などを楽しむことができます。また、施設の案内所も兼ねているので、おすすめの漆器店や地元おすすめのランチ店などお気軽に相談ください。
編集室
日々編集室
「采︎(sai)」の営業時間にだけ開いている、みんなの編集室。本を読む、執筆する、裁縫をする、仕事や勉強をする、ぼーっとくつろぐ、などさまざまな用途にお使いいただけます。静かな空間で、自然の移ろいを感じながら、ゆったりとお過ごしいただければ嬉しいです。
短期宿泊
日々別荘
1931年に立てられた、和洋折衷の美しさが印象的な手塚家の「別荘」をリノベーション。一棟貸切、最大8名までお泊まりいただけます。周囲には老舗の漆器や伝統的な家屋が立ち並び、暮らしと生業が混ざり合った産地・木曽平沢の日常を楽しめます。
中長期滞在
青い屋根の家
奈良川のせせらぎが心地よく響き、素朴で美しい木曽平沢の暮らしを体感できるシェアハウス。関係人口や2拠点居住者、平沢の住人など、様々な人が衣食住職遊を共にします。
中長期・山村留学
宮下の家
サンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストキストテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキストサンプルテキスト